プリント基板では動作状態の表示や、何らかの問題や異常が発生した際に点灯するLEDを搭載することがあります。
上記の例ではLEDが並んで配置されており、部品番号のみシルクで記載されています。
LEDが点灯した場合に部品番号しか記載が無い為、基板がどのような状態なのかを判別するのが難しくなります。
どのLEDが何を示しているのかを把握するには、回路図を参照して確認する必要があります。
プリント基板を設計する際は、LEDの部品番号に加えて、機能や役割も表記するようにします。
上記の例の様にどのLEDがどのような機能を持つかをシルク表記することで、点灯状態から基板の動作状況を容易に判断できるようになります。
回路図を確認せずに、基板上の情報だけで現在の動作状態を把握できるようになります。
プリント基板を設計する際は、部品番号だけでなく、信号名や機能名もシルクに表記することで、
使用者にとって分かりやすく、扱いやすい基板となるよう配慮することが大切です。