リターンパス | ノイズ対策.com

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リターンパス

信号はGNDと近くで結合していることで安定します。

信号配線を流れる電流の発生する磁界と、
GNDをリターン経路として戻る電流の磁界とが、
きれいに順方向に結合する。

つまりは、
信号とGNDとのループが小さくなること、
リターンパス経路が近くで整っていること、
が良いことになります。

リターンパスが乱れるようなGNDのスリットやGND分離があると、
磁界が乱れてコモンモードノイズが発生しやすい状態になります。

このコモンモードノイズがEMIを悪化させる最大の要因だとも言われています。


ですから、
信号の隣の配線や隣接層をGNDにしてリターンパスを
正しく確保するような配線が優秀なプリント基板設計です。


しかし、
全ての信号でそれをやることはとうてい無理な話ですから、
高速信号を最優先して実施する事になります。

高速な信号になるほど信号配線の直下をリターン電流が
流れようとするそうです。

高速信号の隣接層がべたGND層になるように、
配線する層や全体の層構成を考える必要があります。

高速信号ばかりを扱うプリント基板では、
1層おきにGND層になっている基板も少なくはありません。



次回は、両面基板のGND


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