ノイズ対策の用語集

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シールドケース

シールドケース

シールドとは、英語でShieldと表示し、意味は盾や盾のように守るもののことがもともとの意味です。

デジタル用語としては、放射線や電磁場の影響を防御する壁や覆いのことを指します。

よって、シールドケースとは、電子回路、電子機器、デバイスなどを外部からの電磁波のノイズから保護するためのケース、箱です。EMCの向上やEMIのシールド効果のために使用されます。

※EMCとは、電磁両立性のことで、電子機器や電気において、その機器自身から発する電磁妨害波が他のいかなる機器やシステムに対して影響を与えないこと、また、他のいかなる機器やシステムからの電磁妨害を受けても、正しく作動することができる耐性のことです。
※EMIとはエミッションともいい電磁妨害のことです。
詳しくはこちら
https://www.noise-counterplan.com/article/15546051.html

 

シールドケースで使用される材質は、金属が主で、銀、銅、アルミ、鉄など様々です。シールド効果を高めるためには、シールド材である金属を厚くしたり、導電率を大きくしたり、透磁率を大きくするほど効果が得られます。

また、電界に対しては、アルミや銅などの導電性の高いものがよいと言われています。

また、制作しやすい材質であることも大切です。ノイズの周波数によっても使用される材質は異なります。

電磁波障害を受けやすい測定器・通信機器に利用されることが多いです。

 

その他ノイズ対策に役立つ用語はこちらからご覧ください↓
https://www.noise-counterplan.com/article/16212961.html

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