ノイズ対策の用語集

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イミュニティ対策

イミュニティ対策

イミュニティ対策はノイズ対策の2本柱の1つです。

すなわち「エミッション対策」と「イミュニティ対策」の両方を合わせてEMC (Electro Magnetic Compatibility:電磁両立性)対策と呼びます。
特別なケースを除いて、ノイズの問題を解決する場合はエミッション対策とイミュニティ対策のどちらかの対策を十分に行えば問題はほとんど解決します。

イミュニティはEMSのことを指し、【Electro Magnetic Susceptibility】の略で(直訳:電磁感受性)となります。
ノイズを出す側でなく受け取る側の対策であり、他の機器がノイズを発生した際も、その影響を最小限に抑えることができる対策です。

イミュニティ対策は受け取り側ですので、どんなノイズがどこから入ってくるかわからないという特性があり、要するに、ノイズを出す側のエミッション対策に比べると難しくなります。そのため一般的には「エミッション対策」でノイズを解決する方に重点を置きます。
日本を含めて各国ではこの考え方からエミッションに対する「ノイズ問題を解決するために基準」があり、一定以上の電波や伝導ノイズを出さない基準があります。

イミュニティ対策は、具体的にはどのような種類の電磁ノイズなのか、どこから侵入するかの2つを確認する必要があります。
また人工的に発生するもの・自然現象なもの、などで分けて考えていきます。
製品であれば対象の製品の様々な設置場所・使用用途・使用者を理解する必要もあります。

例えば、出入り記録用の端末では革靴を履き冬場の着膨れた状態で満員電車から出て来た人が、ファーストタッチで触れる可能性のあるような端末なら静電気試験(IEC 61000-4-2)Level 4若しくはそれ以上の強度が必要かもしれませんし、逆に、温度湿度管理が出来ていてサーバ管理者が想定出来るサーバ室の入り口で使用する場合であればLevel 2でも対策しすぎかもしれません。
製品の想定までイミュニティ対策では必要となるのです。

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