ノイズ対策の用語集

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スプリッタ

スプリッタ

スプリッタとは、1つの入力信号を複数の出力に分割するために使用される装置や機器を指します。

スプリッタ回路は、電気信号を複数の出力に分割するための回路です。
特定の電気回路やシステムにおいて、信号を複数の部分に分割する必要がある場合に使用されます。

英語では、splitterと表記し「分裂させるもの」という意味があります。つまり、スプリッタ回路は入力信号を複数の等しい出力に分配するために使用されます。例えば、テレビケーブルの分配器は、1つの入力信号を複数のテレビに同時に送るためにスプリッタ回路を使用します。

スプリッタ回路は、電気信号の分割において信号品質の低下を最小限に抑えるように設計されています。これにより、各出力ポートにおいて信号の遅延や減衰を最小限に抑えることができます。一部のスプリッタ回路は、分割された信号をさらに増幅する機能も備えています。

電話線を用いた高速データ通信においては通話のための低周波信号とインターネット通信のための高周波信号を分離、または混合する機器をスプリッタということもあります。これにより、同じ電話線を使用して通話とインターネット通信を同時に行う事が出来ます。

スプリッタは、下記の様にさまざまな用途で使用されます。
・テレビ、ケーブル信号の分配
・ネットワーク分配
・光ファイバーネットワーク
・音声/映像信号の分配

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https://www.noise-counterplan.com/glossary/

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