ノイズ対策の用語集

用語集

フェライトコア

フェライトコア

フェライトコアは、デジタルカメラやテレビ、液晶ディスプレイなどをパソコンなどの機器と結ぶケーブルの途中についている筒状の部品です。

フェライトという材料で作られた芯棒(コア)のことで、ケーブルを包むように取り付けられています。 フェライト製の磁性体になっており、形は多種多様のものがあります。やわらかい形状のものが、ノイズフィルターや、コイルのコアや変圧器として多用されています。硬めものの利用例としては磁気コアメモリなどがあります。  

フェライトは英語表記では(ferrite)と書き、セラミックスの総称で酸化鉄を主成分としています。 強い磁性を示すものがほとんどで、磁性材料として一般的に用いられています。 硬磁性を示すものをハードフェライト、軟磁性を示すものをソフトフェライトと呼びます。  

フェライトコアは、ノイズ対策部品として重宝されており(この場合はソフトフェライトが使用されています)、理由としては基板変更をしなくても対策できる部品だからです。納期が迫っているときなど、ノイズの規制値がオーバーしていて、基板変更からしなくてはならないという事態を回避できるからです。

 フェライトコアがノイズを除去できる理由としては、フェライトコアはほとんどがリング形状となっています。このリングの穴の中に導線を通すことによって導線とフェライトがコイルを作成します。コイルは電子部品のインダクタと同じ原理となるので、高周波になればなるほど高いインピーダンス(抵抗)となります。 フェライトコアを取り付けたケーブルは、フェライトコアによりインピーダンスが加えられてます。ケーブル内を流れる電磁波のノイズ電流は、インピーダンスにより抑えられると同時に、抵抗分によって熱に変換されて少なくなります。 

その他の部品によるノイズ対策の記事はこちらをご参考ください。 

https://www.noise-counterplan.com/noise/howto.php

ノイズ対策ハンドブック無料プレゼント!

このサイトは、ノイズに強いプリント基板を設計・開発する技術者のためのサイトです。

用語集一覧に戻る