ノイズ対策の用語集

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シャント抵抗

シャント抵抗

シャント抵抗とは、回路電流の検出を目的とした抵抗器のこと。

シャントは英語でShuntと表記し、「回避する」「分流する」という意味があります。
従来、電気の回路では「分流器」と訳されており、電流計の範囲を拡大するために並列接続する抵抗を指す言葉でした。

しかし、近年では電圧を安定化するために負荷と並列にいれる抵抗や安定化回路のこともシャントと呼んでいます。また、電流の検出のために電気回路に組み込む抵抗器のこともシャントといいます。

シャント抵抗器は、電流計の測定範囲を広げるために並列に接続することで、電流を分流させて回路の全電流を測定します。

主なシャント抵抗器の用途は「DC-DCコンバータ回路やインバータ回路の電流制御」「非常に大きな電流が流れたときの部品保護」「バッテリーや充電回路の放電や充電管理」などがあります。

また、シャント抵抗の欠点としては、ジュール熱が発生して計器を損失させる恐れがあり、同時に自己熱によって抵抗値を変化させてしまう点です。
そのためジュール熱を抑えるために抵抗値の低いシャント抵抗を使用する方法もありますが、わずかな誘導成分を感知してしまい周波数の特性が悪化させてしまう可能性があります。

シャントの抵抗値は、100μΩから数100mΩ抵抗まであります。主に使われる値は、数mΩ~数百mΩです。

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