ノイズ対策の用語集

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パスコン

パスコン

パスコンとは、バイパスコンデンサの略です。

半導体デバイス(IC)の電源には必ず1つ付けられるのがこのパスコン(バイパスコンデンサ)となります。電源から離れた回路でスイッチングを行うと電源配線のコイル成分や抵抗成分で一時的に電圧が下がるのを防ぐ為のコンデンサです。「デカップリングコンデンサ」とも呼ばれます。パスコン(バイパスコンデンサ)は、電源ラインのグラウンドに対しての役割は交流的なインピーダンスを下げることであり、ノイズ成分が後続の回路へ伝わるのを防ぐためにフィルタリングする役割をしています。

電源とGND間に接続されてノイズを吸収する役目を持ちます。コンデンサなので充電や放電をするわけですが、ノイズ成分の山の部分を充電で小さくし、谷の部分を放電で小さくするという事になります。別の言い方をすると、コンデンサは高周波が通過するので、電源のノイズ成分をGNDに逃がしているという事になります。

電源回路には高容量(数10uF~数100uF)のパスコン(バイパスコンデンサ)が付けられますが、それは主に電源の低周波変動を吸収するために用いられます。高周波の変動ノイズを主に吸収するためには、小さな容量(0.01uF~0.1uF程度)のパスコンを用いる事になります。

こういった小容量パスコンは、ノイズ源に近い所に置かないとノイズ吸収効果が出ないため、半導体デバイス(IC)の電源ピンごとに出来るだけ近くに配置するのが一般的です。パスコン(バイパスコンデンサ)にはデバイスの電源ピン内のノイズを外部に漏らさない効果がありますが、他のデバイスから漏れて電源に存在するノイズをデバイス内に入れないという効果もあります。

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