ノイズ対策の用語集

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ノイズ対策

ノイズ対策

電磁ノイズの障害とは

外部から電子機器に強い電磁波が加わると、回路に不必要な電流が誘導される為、本来の目的ではない動作を引き起こしたり、意図していた動作を妨げる場合があります。

外部からの加わるエネルギーが強い時などは、電子機器が壊されることもあります。
例え、外部からかかるエネルギーが小さかったとしても、通信や放送等に使う電波に入った場合は、通信や放送の電波の弱い場所では受信不可能になったり、映像が乱れたり、音声に異音が混入したりします。

このような電磁波による外部からの障害が、電磁ノイズ障害のことです。

また、障害を与える電磁波を電磁ノイズまたはノイズと呼びます。

ノイズというものは言い換えるとEMC(電磁環境適合性)とも言われます。
このEMCというノイズの概念から、さらに大きく2つに分類することができます。

一つは、ノイズを発生するEMI(Electro Magnetic Interference、電波妨害)
もう一つは外部からの電磁波によって機器が影響を受けるEMS(耐障害性)です。
EMIはさらに放射妨害と伝導妨害に、EMSは放射イミュニティと伝導イミュニティに分類することができます。

ノイズ対策というものはその双方に対して対策をとる必要がある、ということになります。
また、ノイズ対策にあたってはそのノイズが伝わる経路である「伝播経路」につ いても考慮する必要があります。

伝播経路に関しても大きく2つに分類することができ
一つは、導体を通して伝播するノイズ(伝導ノイズ)
もう一つは、空間を通して伝播するノイズ(空間ノイズ)です。

伝導ノイズにはノーマルモードノイズ、コモンモードノイズに分類することができ、
双方ともにケーブルやパターンなどの導体を通して伝わるノイズの総称です。
導体を介して必ずノイズ源が導通しているため、この伝導ノイズの対策に関 してはその導通部分に何らかの対策を施せばよいのでイメージしやすいノイズで あると思います。

一方でよりノイズ対策が厄介なのは空間を伝播する空間ノイズです。
空間ノイズは放射ノイズ・静電結合ノイズ・電磁結合ノイズがあり、文字通り導体ではなく空間を介して伝播してくるタイプのノイズなので、その対策にあたっては、空間ノイズの影響を受けない対策、あるいは空間ノイズを発生させない対策の双方を検討して対策を取る必要があります。

通信速度が向上し、無線化が進む昨今の電子機器のプリント基板設計においては、これらのノイズを考慮して設計を進めないと機器が誤動作したり動かなかったりといったトラブルが生じる可能性があります。

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