ノイズ対策の用語集

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ダンピング抵抗

ダンピング抵抗

ノイズの誘導を受けたり、ノイズが発生するときに、重要な要素の一つは共振です。

回路の中に意図とは別の共振回路が含まれていると、共振周波数でとても大きな電流や電圧がでますので、ノイズ障害が簡単に起きるようになります。
ですので、回路からなるべく共振を排除することがノイズ対策では重要となります。

共振を抑えるために使用するのが、ダンピング抵抗です。振動を減らすという意味で、LC共振を電子回路において抑制でき、オーバーシュート・アンダーシュートを抑制、信号ノイズの低減、なども可能にする抵抗です。

矩形波の立ち上がりや立ち下がりの部分において、波形が定常値となる基線を超過する現象のことをオーバーシュート・アンダシュートといいます。

波形乱れとは、オーバーシュートとその跳ね返りがメインです。この跳ね返りが大きいと、波形割れを最終的に生じさせます。回路に影響を及ぼす可能性が、波形乱れがあることによっておこります。

波形の乱れがあると、ノイズが発生したり、波形のタイミングがおかしくなったり、謝った動作が起こしやすくなったりします。

ダンピング抵抗は回路内で共振回路と並列に接続され、ダンピング抵抗の抵抗値は数十Ω程度です。わずかな信号の遅延が生じますが、ダンピング抵抗を回路に組み入れることによって、電気信号の強弱を少なくすることができます。

ダンピング抵抗は、LC共振回路に余分に多く電流が流れ込んだ時に、半導体等の部品を壊すことがないように振動を抑制する効果もあります。ノイズ低減の目的もあります。

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